数学的にありえない。
文春の書評でみて、読みたいと思っていたのがうちに転がっていたので、つい読んでしまいました。
伏線につぐ伏線、マイケル・クライトンばりのノンストップ・サスペンス!だそうですが、上手い手品を見せられたときのような気持ちのいい騙されかたではなく、どろくさいというか、必要な情報を読者に与えてないから読者は誘導されるだけ、という感じ。そういう意味で24っぽい。
そういや、描写が視覚的だし、ドラマ映えしそうです。作者紹介のところによると、作者は子供の朗読テープを濫読していたそうなので、文章が映像的なのは納得できます。
特に上巻のほうは、まだ登場人物たちがバラバラに行動していて、それぞれのキャラの行動がかわるがわる分断されて説明されていくので、無数に枝分かれしていた過去の出来事が一つに束ねられて現在、未来に繋がっていくという話の進め方は、主人公の能力と重ね合わせた演出なのかなぁと思ったのですが、うがちすぎですか。そうですか。
ハイデルベルグの不確定原理を持ち出して、主人公の能力に説得力を持たせようとしてますが、やっぱりトンデモ科学な感じがして萎えます。まぁ、私はミステリー・サスペンスもので、非現実的な要素が入ってきてしまうのは好みではないんです。例えばコレとか。
読みやすいし、特にお話が展開されていく上巻は楽しめたのでまぁよしとします。
★三つ。
使用前、使用後
昨日はTOEFLを受けてきました。
留学から帰ってきたのにワシはなにをしとるんじゃという気がしないでもなかったですが
まぁ趣味です趣味。
ノープランなのでで、CBT→iBTの変化に戸惑うの半分楽しむの半分。
受け終わった後の感想はより適切に英語力を判断できるようになったんじゃないかな、というもの。
いままではReadingならReading、ListeningならListeningと必要な能力をブレイクダウンして、ひとつひとつテストしてましたが、読んで聴いてから話すとか読んで聴いてから書くとかあったんでそこは進歩といえるんじゃないかと。
そこが難しくなったと評価してるされているんでしょうけど。
リスニングはメモとかとるよりは単に聴いているだけのほうがいいように思うなぁ。メモしている間に話が進んでいっちゃうじゃん。すげぇかっちりとした話の流れで喋ってくれるし。
まぁあらためて読むより聴くほうが私は得意だなぁとやりながら思いましたけど。
あと、やっぱりこの一年で一番伸びたのは書く力だなぁ。
バック・トゥ・スクール
帰国してからちょうど一ヶ月。
前半は惚けてました。
後半は木曽に家族旅行したのち、ちょっとごたごたしてました。
ようやく骨の芯から疲れが抜け切った感じがします。
嗚呼、食事を抜いてもいい生活って素晴らしいなぁ。
☆☆☆☆☆
今日は最近の関心事だった内閣改造の日。
関心事といっても、単に、夜のニュース見ながら父と床屋政談するのが好きなだけです。
内閣人事は野次将軍親子の大好物ですから。
一言感想。「安倍ちゃん、総理、続けたいんだね・・・。」
ちょっと面白かったこと。
○試験なのに、ワイシャツにネクタイのやつがいて
おぉ変な奴だーと思ったら、その人は真後ろだった。
○"I'm chicken!"と書いてあるTシャツ着たやつがいて
おぉ変な奴だーと思ったら、その人は隣りだった。
○試験に関して問題があるときは挙手。
パソコンに問題があるときはこぶしを突き上げる。