国際法務担当者の筋トレ

三度のメシよりネゴが好き(ネコではない)。某社法務担当が日々気になるトピックを少しだけ深掘りします。

思い出作り

昨年末の祭りの結果を聞きました。 準優勝。思い出は1位と3位だそうです。 思い出をみた限りでは、上々の出来だと思うんですが、アメリカで彼らを迎えることができず、ちょっと残念です。こんなことそうはないでしょうからね。 今回、思いを強くしたのが、やっぱりほぼ思い出=英文作成能力だなーという事。 われわれは、立論力を重視しすぎている(た)のではないかと。もっと、純粋に思い出を”書く”ことのできる人材の育成、重用してもいいんじゃないかなあ。 「思い出を書くのがわりと好き」「英語に苦手意識がない」「将来、英語で法律を扱うことを視野に入れている」人は、オフの時期にでも、英語法律文章作成能力の向上をはかっていだたきたい。決して、ムダにはならないです。おまけで、TOEFLの点数もあがります。 思い出がきちんと書ければ、アメリカのロースクールでも余裕でやっていけます。実証済みです。 と、いうわけで本日は、本のご紹介。
法律家の文章は、長くて、不明瞭で、仰々しくて、まわりくどいから、素敵に素直な文章を書けるようになりましょう、という本。ほぼ全編、例題と問題です。 第二外国語として英語を書くということは、自分の知っている英文の型に、状況にあった単語をあてはめていくという作業だと思います。この本は、法律の場面における英文の型も満載。なので、「先生!長いうんぬん以前に英語の文章がうまく書けません」という方にもこの本はよいのではないでしょうか。 薄っぺらくて、ちいちゃい本なので、完全制覇もしやすいです。 今、私の手元にある第五版は、ノーブルなの表紙です。 最後に一つ。 今年こそ、今年こそは思い出作りと手を切りたい。 以上です。