国際法務担当者の筋トレ

三度のメシよりネゴが好き(ネコではない)。某社法務担当が日々気になるトピックを少しだけ深掘りします。

出願すごろく

2007年度7月期 NY Bar Examの出願が始まりました。 今年の出願期間は、3月26日(月)~4月25日(水)まで。 出願の際に、要所要所でnotary(公証)が必要になるので、ただでさえ神経使う作業なのに、面倒くささが加わります。日本でこれをやろうとするのは、公証人がホイホイいないので、さらに大変そうです。 コーネル(アメリカならどこでもそうだと思うけれども)では、registrar(事務所)に公証できる人が何人かいるので、楽ではありますが。 本日は、出願時に必要なHand Writing Specimen(筆跡のサンプル)を作りました。Bar受ける人が集められて、自分で印刷して言ったHand Writing Specimenのフォームを事務所の人の前で書き書きして、提出しただけですが。そのまま事務所の方が公証して、BOLE(司法試験委員会)に送付してくれます。 続けてApplication form(願書)を埋めました。 オンラインで出願したので(強く推奨)、住所、受験資格、試験をラップトップで受けるかどうか*、などを入力。 これも公証が必要なので、事務所の方(4月6日まではFoyerに毎日一時間座っていてくれる)の前でサインをて、公証してもらいました。とりあえず今日はここまで。 あとは、これをBOLEに送付して、とりあえずこの段階はクリアのようです。 あーーーーーあ
('A`)マンドクセ
Bar Exam Application Form記入の際、注意すべき点 住所 Current ResidenceとCorreponding Residenceを記入する。  受験地決定の基準となるのは、Current Residenceのほう。 マンハッタンとその周辺の郡(Westchesterとか)に住んでいる場合 のみ、マンハッタンで受験できる。イサカと州外(国外含め)の場合は、アルバニーに飛ばされる。  マンハッタンで受けたい場合、友達の住所を借りたりしたくなります。ただ、見つかった場合が怖いので、結局Current Residenceには日本の住所を記入。Correponding Addressのほうを現在の住所に指定。 受験資格 §520.6のForeign Applicantsという枠が我々の受験資格になるわけですが、単に日本の法学部を卒業したというだけではダメで、日本の大学から「うちの大学は§520.6の要件を満たします」という内容の書類(§520.6の中身は、週何時間、何週間授業をやって学位を与えているのかなど)を一筆書いてもらう必要があります。これを出願の際、または半年前の受験資格審査の際に送付します。 ラップトップ・オプション 昨年は2000人限定で、このオプションを選ぶと基本的にはマンハッタン、アルバニーでは500人受験したらしい。今年も状況は流動的で、実際何人このオプションを選ぶかでBOLEはどうするか決めるようです。個人的には、このオプションを選んだことでマンハッタンで受験できるようになるといいなーーーという感じです。