国際法務担当者の筋トレ

三度のメシよりネゴが好き(ネコではない)。某社法務担当が日々気になるトピックを少しだけ深掘りします。

肉食ってるやつは違うと思う瞬間

BAR/BRIをはじめとする司法試験予備校の人はよく アメリカ人の学生(JD)に対して、7月に2つバーを受けろ ということをいいます。 アメリカのBar Examはどの州も7月最終州の火・水・木に 行いますが、週によって2日間の州と3日間の州があり 2日間の州も「火・水」のパターンと「水・木」のパターンが あるのです。水曜日はどの州も全州統一試験(MBE)をやっている ので、この試験だけは全国で4万人の受験生がいっせいに同じ 試験を受けています。 BAR/BRIが言っているのはのは、試験が2日間にしかない州で 州個別の試験が火曜にある州と木曜にある州を同時に受けろ ということです。例えば、 火曜日:NYにて、NY州試験 水曜日:NYにて、全州統一試験。この日に移動。 木曜日:マサチューセッツ州の試験。 こんな感じ。 6時間200題択一試験受けた後、州を移動して次の日に また試験を受けようとするこのタフさ。・・・かないません。変態です。 アメリカは州境超えれば他の国ですからね 試験の中身は違うし、第一科目だって変わってきます。 とはいいつつ、私もMBEの次の日に帰国するんですが。 おそらくアルバニー受験なので、その日のうちにマンハッタンに 移動して、次の日に飛行機にのります。