国際法務担当者の筋トレ

三度のメシよりネゴが好き(ネコではない)。某社法務担当が日々気になるトピックを少しだけ深掘りします。

空前絶後のバッサリ感

本日はエビデンスの試験です。 暴力亭主が奥さん毒殺した事件を担当する裁判官のクラークっていう設定で、裁判官が証拠に関してなした決定を検証してやれっていう問題だったんですが、この裁判官がよー間違えるわ間違えるわ。たぶん13個くらいあった。いや出題だからしょうがないんだろうけど。それでも間違えすぎだろうよ。これをばっさばっさ斬ってくのちょっと気持ちよかったっす。心地よーいバッサリ感。無双好きにはたまりません。
・・・まぁ斬れてるかどうかはわからんのですけどね。 みねうちばっかりだったりして。 先生がしきりにCrawford(被告人が修正16条の対決権の保護を受ける場合、伝聞例外であっても証拠として採用しちゃダメ)をみとけーみとけーというので、これは出すんだーと思ったら、最後の問題までたどりついても出てこないでやんの。「これはまづい」と思ったので、15分くらい余った時間を利用して、一瞬「クロフォード?」ってよぎった記憶をたぐりつつ書き換え。もともと書いてあったのを残したかったんだけど、どーしても中身が矛盾して、矛盾を捌きつつ書き直す時間的余裕はなかったので、思い切ってカットしました。こういうことするとたいてい後で後悔すんだけどねー。 テスト後、クロフォードが出たのかどうか議論になったんですが、皆さんなしのまま書いたそうです。理由付けを聞くと「そうかも」とも思うんですが、でもプロの学生の読みからすると、あんだけ言ってたんだから出ないわけない。少なくとも、私の場合は元に書いてあったものよりはマシなものだったとので、書き換えで正解だったのかな、と。 今日のエントリは、ほぼ自分のための備忘だな、こりゃ。 あと二つがむばるぞー。