国際法務担当者の筋トレ

三度のメシよりネゴが好き(ネコではない)。某社法務担当が日々気になるトピックを少しだけ深掘りします。

間に合ってよかった・・・

本日、ようやく試験用ソフトウェアSecurexamの認証が終わり、実際の試験がラップトップで受けられることが確定。18日月曜の午後4時が締め切りだったんで、危ないとこでした。ぜぇぜぇ。 Securexamをインストールした後、QualificationExamっちゅーのを動かしてみて、実際に受験者のPCでSecurexamが動くのか確認しなきゃならないんですが、私のPCだとこれができねーの。"failed to turn security on-can not take exam"という謎のエラーメッセージがでてきて。何度もソフトウェア会社とやりとりして、結局「logファイルをこのフォルダにはっつけてちょ」という薬が効いて、今日ようやくちゃんとQualificationExamが動かせました。間に合わないかと思ったよ。PC関連のトラブルはストレスたまるわ。はぁ。 今週のBar/Bri講師の短評。 ConstitutionalLaw/Chemerinsky この先生は、演台の前に立って授業をする。手には何も持っていない。それでいてレクチャーハンドアウトの項目通りに授業は進んでいく。どっかにTV局のADさんの「次CM!」みたいなカンペを出している人がいるのかな(イサカは当然ビデオロケーションです)と思っていたら、どうやら違うらしい。全部そらで授業してるんだそうだ。三時間強全部。なんでわかったかというと、昨日の授業のホームルーム部分(バーブリの人がでてきて連絡事項をいったり「安心して、大丈夫だから」といったりする時間)で、あの先生はロースクールの授業であろうと、バーブリの授業であろうと、最高裁の口頭弁論であろうとを全部暗記して望むんだそうです。なんでそうなったかというと彼の大学の講師としてのキャリアが始まったUCLAで、なにかこう教授会にアピールできる要素を模索した結果「全・部・丸・暗・記」するようになったのこと。以後全部それで通しているんだそうです。すげぇぇぇぇ。マネできねぇぇぇ。ヘンジーーーーーン。 その点、見る価値はありますが、授業内容の母体の部分=ルールの部分=覚えなくちゃいけない部分は全てレクチャーハンドアウトに書いてあります。授業中にメモをとるとしたら、そのルールのもとになった事案や想定している具体的事実なので、私はMBEを解きつつハンドアウトのルールと照合していけば十分対応できるような気がしました。 Property/Franzese 語呂合わせとか替え歌を駆使するタイプ。替え歌っていっても、ローリングストーンズ、デスチャMCハマーインシンクなんかの有名どころです。 記憶の役にたつのかというと正直微妙ですが、先生が聴衆の苦笑いに耐えつつ演台で歌う姿は一見の価値あり。JDにとっても鬼門のプロパティをなるべく楽しくレクチャーしようとする姿勢には好感が持てますし。エヴァ・ランゴリアを思わせる風貌だと思うのは私だけ? Contracts/Sokolow コロンビア→ポール・ワイス→テキサス大学。Wの発音にCriminalLawのWhitebreadと同じ訛りがある(ダブリャって発音すんですよね、南部の訛り?)んですが、全体的には気になりません。それよりも気になるのは抑揚がないというか、強いフレーズだけでおしてくるので、耳が飽きてくるということ。聴いてて辛かったんですが、ハンドアウトの構成がよくできているのか、話の流れが明快でよいです。まぁPropertyの後のContractsなので、わかりやすさの体感温度は狂ってるかもしれませんが。